神楽坂料亭建築と花柳界入門 2018年5月18日(金)

今日は神楽坂料亭建築と花柳界入門、花街文化を学ぶ会とて料亭(神楽坂 千月)におじゃましております。早速、建物を見学させて頂き写真もOKとの事なので皆さんバンバン撮りまくります。

その後、ご主人が料理をつくりながらお話しは出来ないので仕出し弁当を取り、お酒を頂きながらお話しを聞くなんとも粋な趣向で始まりました。ご主人のご厚意でお通しを作ってくれました。

早速、花街界は三業地、明治の初め頃より料理屋、待合、芸者置屋と言っていたそうです。
また関西では芸者置屋とお茶屋の二業だったのこと。
ご主人が早口でテンポよく面白おかしく話してくれるので皆さんもどんどん話しに引き込まれて行きます。この頃には皆さんいい顔色になって来ています。

料亭に上がるには敷居が高いと言いますが紹介、飲食、芸者、お土産、お供さん(タクシー)の心付けの用意や二次会など立替金が多い事もあるので一見さんはご遠慮して頂いている理由だそうです。なかにはお勘定を払わない事もあったそうです。
料亭千月でも先日、約70万円貰い損ねる所だったと話してくれました。

また花柳界はベールに包まれた所があるからこそ面白い❗
例えば額に拳をあてるポーズはお巡りさんが来た合図(目の上のたんこぶ)だったり山手線の原宿は明治神宮があるから無い、代々木は天皇陛下が乗り降りするホームがあるから無い、秋葉原は乗り換えの駅だから無いなど聞けば聞くほど皆さん納得の表情でした。
(後はご想像におまかせします。)

料亭建築の話になると皆さんプロだから面白くないでしょうけど冗談まじりから語り始めました。
建物は基本、数寄屋造りで色々な花街界の料亭ならではの仕掛けを設けたそうです。
お話しを聞いているお部屋にも襖と床の間にある取っ手が瓢箪の形で全部で六つあり、その理由はお客様の無病息災を願っての事。
粋な考えで皆さんはへ~、ほぉ~のリアクションです。また畳の縁もわざと少し細くしている理由をご主人が話すと皆、専門家なのにまたまたほぉ~と言ってました。
自分もその中の一人ですが...

そしてあっという間に二時間半が過ぎてしまいました。
また神楽坂には料亭と言える所は四軒しか残って無いそうです。
是非、皆さんも千月さんに足を運んで見たからいかがでしょうか。
ご主人がきっと素敵なおもてなしと面白い話が聞ける事でしょう。
歴史を知るとまた違う楽しみ方が有るのではと思います。
おしまい。

(記事・撮影:河内 成司)

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